アガベ 黒鯨 1号|肉厚で大きな葉 目指すは四角い連棘

アガベ黒鯨1号。肉厚で大きな葉を持ち、四角い連棘を目指して育成中

アガベの白鯨が人気が出ると、次に黒鯨・金鯨、そして○鯨とクジラブームが起こった。

黒鯨はムチっとした厚みのある葉と黒い鋸歯(育て方で色の出方に違いはある)が特徴的で、大きな株になるとカッコ良い四角っぽい鋸歯が出てくる。姫厳竜などドワーフ類に比べると、圧倒的に大きくなる勢い、幹の太さが違っていて大株になりたそうにしている。

クジラのブームが来る少し前に、アガベ黒鯨1号は白鯨とホワイトファイヤーと共に入手した株で、台湾の有名なナーセリーLIZEの株。

黒鯨も白鯨と同じように、人気が出ると初心者をターゲットにしたニセモノがフリマサイトやオークションで多く出回っていたのを見て、ちょっと悲しくなったのを思い出す種類でもあります。

目次

アガベ LIZE産 黒鯨の育成記録

アガベ黒鯨入手|2021年12月

初心者あるあるで自分は白鯨が欲しかったのですが、フリマサイトで小雨新白鯨という別の子株を購入してしまった経緯があります。その反省を踏まえて、白鯨を(しかも台湾の良い系統の子)をちゃんと入手したく、販売者さんと連絡を取って白鯨をお迎え。

その時に、どうせ自分の性格的に遅かれ早かれ購入するであろう『黒鯨』と『ホワイトファイヤー(白火焔)』も併せて注文しました。子株の小さい段階ではムチっとした特徴が似ている姫厳竜とは、絶対に取り違えないところまでしっかりと顔が出ているサイズです。

グリゴリ

しっかり黒鯨の顔が出ている中株くらい育った子です。

2021年12月に入手したLIZE産のアガベ黒鯨
2021年12月に入手したLIZE産のアガベ黒鯨

一緒に入手した白鯨についてはこちらに詳しく書きました。

ベアルートなので根がない状態なので、殺虫殺菌処理後に発根管理開始。最近は土耕での発根管理を行っていますが、この時は株も大きめだったので水耕で発根管理しました。時期が12月と寒かったのでパネルヒータの上に置いて温めています。

同時に購入した3株。左からホワイトファイヤー、黒鯨、白鯨。

ベアルート状態のアガベ黒鯨を発根管理している様子
ベアルート状態のアガベ黒鯨を発根管理している様子

使っているのはGEXの爬虫類用のパネル

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10日ほどで発根し土耕へ変更|2021年12月下旬

水耕管理を10日ほどすると発根し0.5〜1センチほど根が出たので、プレステラ105ショートに植え付け腰水で根をしっかりと張らせるようにしました。この時もパネルヒータの上に置いています。

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初心者の時期だったので管理が過保護です(笑)

発根後のアガベ黒鯨の管理
発根後のアガベ黒鯨の管理

順調にサイズアップする黒鯨|2022年4月

プレステラ120ロングに植えて順調にサイズアップしていくアガベ黒鯨。黒鯨の四角い連棘が出るのは、まだまだ大株になってからのようです。

プレステラ120鉢に植えてあるアガベ黒鯨。コンパクトな鉢で管理中。
プレステラ120鉢に植えてあるアガベ黒鯨。

黒鯨1号胴切り|2023年2月

途中で用土を変更したからか…他の要因もありそうですが、育成に失敗しました。黒鯨は他に2号も所有していることから、黒鯨1号を胴切りして作り直すことにしました。

子株を取るのが目的ではなく、上に積み上がってしまい不格好になったので上を残す感じで切って、発根させて作り直そうとチャレンジました。

グリゴリ

不格好に上に積み上がってしまったのでリセットです。

アガベ黒鯨1号の胴切り
アガベ黒鯨1号の胴切り

発根させると下葉を失うので、頭側に多く葉を残して胴切りしました。下側は小株が出ればいいなぁ程度に思っていましたが、根鉢で根が元気なくそのままダメになりました。

胴切りして作り直しするアガベ黒鯨
胴切りして作り直しするアガベ黒鯨

発根した胴切り天の黒鯨|2023年9月

胴切りから7ヶ月、発根した天の状態です。室内がLEDで暖かいこともあり1ヶ月程度で発根しました。

発根してから根が充実してくるまで、貯めていたエネルギーを使っているので中心が弱くなっていますが、しっかり根が張ったのでここからどう変化するか。

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弱った分、カッコいいには程遠いですね。

前回積み上がってしまったパターンと育成方法を変えて、変化を楽しみながら育成したいと思います。2号とも育成方法を変えているので、そちらとの比較も楽しみです。

発根したアガベ黒鯨の胴切り天部分
発根したアガベ黒鯨の胴切り天部分

LIZE産黒鯨1号の育成している感想

LIZE産の白鯨と白火焔とともに入手した黒鯨。

黒鯨という名前だけど、白鯨とは全く違った特徴で、骨太のガッチリ系。肉厚の葉と新鮮なうちは黒い鋸歯を持っています。

本気の鋸歯を出すのが課題

中株までは可愛い印象ですがそこからが問題。育て方によると思いますが、本気の顔を出すのは難しい印象です。外管理で大きく育てたら親株のような四角い連刺が出るのかも?なかなか荒々しい鋸歯を出す方法が見つかりません。

育成に失敗して作り直し

育成に失敗したので作り直し中です。胴切りした天は発根に時間がかかりましたが、また根付いて成長しています。ただ、やっぱり黒鯨の本気の姿を出させるには何年かかかりそうです。

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