はじめてアガベをお迎えしたのは、このブラック&ブルー(通称:BB)。以下、BBと書きます。
このBBには色々と教えてもらいました。病気の疑いや、薬害について。さらに、この子は根っこが弱かったので、土についても学ぶ機会になりました。後から他にBB(2号)を入手したので比較できたのですが、このBB1号はとても成長の遅いアガベです。
ブラックアンドブルーについてのちょっとした話
育成記録の前に。
ブラック&ブルーに関しては残念な話もあって、初心者をターゲットにして『黒鯨』と偽ってBBの子株が販売されていることもあるので、黒鯨を購入する場合はBBの子株じゃないか用心してください。
ブラック&ブルーが欲しいのに、ブラックファイヤーや南覇王だったというパターンにも注意が必要だと思います。
ブラックアンドブルー入手(2021年11月)
初心者には育成が難しいアガベだと知らずに入手。2021年11月、入手先は某フリマです。(硬葉のハオルチアからトゲトゲの沼にハマりました。)この置いてる感じを見ても初心者だと分かりますね。
茶色く変色した下葉…病気?薬害?
今振り返ってみると、はじめてにしては良いBBを入手していると思うのですが、下葉が茶色く変色しています。こういった点を気にせず(見落として)入手するのも初心者あるあるだと思います。
入手当時からの、この茶色い下葉が気になって。
さほど多くない葉数なのにこんなに枯れるものなのかな?と。
最初は新陳代謝で古い葉が枯れているのだろうと思っていたのですが、綺麗に育成されているBBでは、こんな風にはなっていないので初めてここで病気を疑いました。
で、結局なんだったかというと、前の所有者の方の薬害散布が原因。つまり『薬害』でした。下葉は茶色くなり枯れていってしまうのですが、新しく展開する葉はみんな元気で茶色いブツブツが発生しませんでした。
当時は、本気でさび病とか病気関係を疑いました。
ちなみに『さび病』のアガベについても書いているので参考にしてください。
話が脱線してしまいましたが、さび病を疑って下葉を全部むしり取られたBBがこちらです。4枚の葉を残すだけの姿となりました…。
この株は根張りが本当に弱くて、葉数が増えるのに時間がかかりましたが約1年で徐々に形になってきました。
ブラック&ブルーが一番カッコよかった時期|2022年
成長がめちゃくちゃ遅く、すぐにグズるブラック&ブルー1号にも見頃が訪れました。
ただし!めっちゃ一瞬。それ以降どんどんと調子して子株を脇から1つ出して、親株は崩れていく感じに…。
初めての子株(2023年4月)
根張りが弱い個体だったので、保水性の良い用土にして管理することに。
甘々管理にすると、やっぱり縦に伸びてしまいました。
BBは他のチタノタにない難しさがあると思います。ただ、自分が苦手なのかもしれませんが(苦笑)
『作り直したい』と思っていたところに子株が誕生しました!もともと根が弱い個体で成長も遅かったので、子株が出たことに少し驚きました。
BBの子株も最初は、ネギなんですね。
この子株から、また作り直していきたいと思います。
ブラック&ブルーの子株を植え付け|2023年7月
ブラック&ブルー1号の唯一の子株(脇芽)を外して、育成環境を変えて育てるため陶器鉢に植えました。
子株で作りなおしに挑戦です。ちなみに親株もそのまま維持して、どこまで徒長するのか?を観察しています。
メッセージがあればどうぞ!