涼しくなったのでちょこちょこ子株を出しますBASE

GGコンパクタ|ムチムチおデブのチタノタ

アガベ GGコンパクタの育成

オランダのアガベのスペシャリスト、Gerard Geling氏が作出した種類で“アガベ チタノタ FO-076 compact” 通称GGコンパクタと呼ばれるタイプのアガベです。

姫厳竜などのコンパクトタイプとはまた違っていて、黒鯨のような肉厚の葉に特徴的な鋸歯を持っています。台湾の寛葉厳竜(OWLや海豹とか名前がたくさんついてしまっているチタノタ)と、タイプがよく似たアガベです。

アガベの鋸歯や姿は最終的に5号鉢や、それを超えるサイズになるまで似ていることもあるので、いわゆる枝分かれなのか別のタイプなのか見極めるのは難しいです。寛葉厳竜と育て比べしていますが、今のところ似ているタイプです。

ちなみに黒鯨の葉と鋸歯はこんな感じ

目次

アガベ チタノタ GGコンパクタの成長記録

オランダから輸入されたGGコンパクタの入手から、現在までの育成状況を記録しています。

アガベ GGコンパクタの充実小株を入手|2022年1月

オランダのGerard Geling氏の農園から輸入された“アガベ チタノタ FO-076 compact” 通称GGコンパクタを何度か利用させて頂いた販売者さんのネットストアで購入。

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可愛いタイプのチタノタでずっと欲しかった子です。

ベアルート株で根はないですが、小株でしっかりした状態で冬の輸入に耐えた株です。

アガベGGコンパクタ入手
アガベGGコンパクタ入手|幼葉が残っている

入手から1ヶ月で動き始めたGGコンパクタ|2022年3月

1月末にゲアルートで入手し、発根管理を2週間してミニ蘭鉢2.5号に植え付けたGGコンパクタ。LED照明の光が弱い位置で管理。入手から1ヶ月ちょっとで固く閉じていたトップが開きみずみずしい鋸歯を見せてくれました。

鉢に根を張るのも早く『状態の良い苗を出荷してくれているんだなぁ』と勝手にGerard Geling氏をリスペクト。

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状態の良い新葉が見られれば安心!

動き始めたチタノタGGコンパクタ
動き始めたチタノタGGコンパクタ

GGコンパクタをプレステラ105へ鉢増し|2022年5月

うちの育成環境は完全室内で、ワンコもいるので冬でもポカポカ。入手してから4ヶ月でミニ蘭鉢2.5号が窮屈になり、プレステラ105ロングへ鉢増ししました。大きさと葉数で言えば中株になってきた感じです。

葉と鋸歯の特徴がよく出ています。姫厳竜系のコンパクトなチタノタとは違う樹形です。葉の色は用土や光を変更しても少し透明感のある薄いグリーンをしています。

GGコンパクタをプレステラ105へ鉢増し
GGコンパクタをプレステラ105へ鉢増し

GGコンパクタの鋸歯が徐々に強くなってきた|2022年8月

GGコンパクタのベアルートの小株を入手してから、約半年ほど。鋸歯が派手なタイプのアガベではないけれど、それでも小株の時に比べると鋸歯が強くなってきました。

葉はムチっと肉厚で、でも少し表面がなんとなく丈夫な感じに。色味はやっぱり薄めで綺麗です。うちでは100%LED室内ですが、もしも外管理をしたらそれはそれで、また違った顔を見せてくれそうな雰囲気を感じます。

GGコンパクタの鋸歯が徐々に強くなったきた
GGコンパクタの鋸歯が徐々に強くなったきた

GGコンパクタのトップサイドの雰囲気が変わった|2023年5月

小株から育て始めて1年4ヶ月。プレステラ120ロングに植えています。

この頃からトップスパインのサイドが、クッキーを割ったようにギザギザで厚みがあるように変化しました。まだまだ化けていく途中のようです。ムチっとコロっとしていて特徴がある良いタイプですね。

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トップの色から分かるように絶好調です。

GGコンパクタの鋸歯がギザギザに!
GGコンパクタの鋸歯がギザギザに!

荒々しくなってきたGGコンパクタ|2024年2月

GGコンパクタを育て始めて2年が経ちました。バンクスコレクションの4号鉢に植えています。下葉を何枚か外して根も整理し、植え替えてまもないので調子が上がるのにもう少しかかりそうです。

コンパクトタイプのチタノタとあって、段階的に鉢増ししていても2年過ぎで4号鉢に収まるサイズです。

サイズ的には一回りほど大きくなり、扁平ぽかった葉が立体的になったことで全体に丸いイメージになっています。鋸歯も最初に比べると強くなりました。

荒々しく成長したGGコンパクタ
荒々しく成長したGGコンパクタ

GGコンパクタが植えてある鉢

アガベ GGコンパクタの育成して思うこと

オランダのアガベスペシャリストのGerard Geling氏が作出した、“アガベ チタノタ FO-076 compact” 通称GGコンパクタ小株から育成して2年経ってもコンパクトに育っています。

ちなみにうちの環境では、例えば白鯨だと2年でネギから5号鉢くらいにズンっと育ちます。

葉の色は薄めで肉厚、小さい苗のうちは葉は扁平ですが成長するにつれ立体的になり、全体的な樹形は丸くなっていき迫力が出てきます。

鋸歯は流行りの派手なタイプではないですが、年数を重ねるとトップサイドに厚みのあるギザギザが現れ荒々しくなっていっています。まだまだ進化しそうな雰囲気が魅力的です。コンパクトなまま何年も室内で付き合っていけそうです。

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おデブ系チタノタ好きにはピッタリなタイプです!

同時期に似たタイプである寛葉厳竜も入手し育てていますが、こちらは根っこの整理などして制御してないとドンドン大きくなって室内では厳しくなりそうです。
あと、寛葉厳竜は何個か子株が出てますが、GGコンパクタはまだないですね。

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