アガベの人気種の一つ、レッドキャットウィーズル。赤猫とも呼ばれているノーマルタイプの育成記録です。
ノーマルタイプと書いたのは、レッドキャットウィーズルにも色々あって“普通の猫”と呼ばれる昔からある葉がちょっと長めのタイプ、2020年くらいに来たと言われている短葉タイプの“ゴリ猫”、さらにレッドキャットウィーズルの選抜と言われている“地獄猫”というのもあったりする。
ノーマルタイプのレッドキャットウィーズルの成長記録
ここでは一番最初に入手した“昔からあるノーマル赤猫”の成長過程を書いていきます。
ゴリ猫はここに詳しく書いています
レッドキャットウィーズル入手(2021年12月初旬)
アガベがすごく流行ってきた時期、シーザー(凱撒)と共にレッドキャットウィーズルを入手。右がレッドキャットウィーズルで左がシーザー。2号鉢に植っています。
今では組織培養のメリクロンが出回っているので、胴切りや脇から出たカキコの子株よりめちゃくちゃ小さい株(鋸歯がまだ無い双葉みたいな子)が売られていますが、数年前まではある程度の大きさになるまで親につけていた子が出回っていたので、子株でもしっかり特徴が出てました。
シーザーについてはこちらの記事で詳しく書いています。
レッドキャットウィーズル(赤猫)を通常用土に植える(2022年1月)
入手時から発根はしていたので、寒い時期だったのでパネルヒーターの上で腰水で管理。1ヶ月もすると根も2号鉢の底から飛び出ていたので、育成用の通常用土を使用してミニ蘭鉢2.5号に植えました。
赤猫の子株もシーザーと同じで成長が速いですね!
裏トゲと言われる歯の裏側に出る棘が出ています。わりと子株の時にはレッドキャットウィーズル系は出やすいですが、だんだんと大きくなっていくうちに消えていきます。
使っているヒータは爬虫類用のGEXのものです。防水だし、なんだかアクア用品でも使い慣れたメーカーで安心できるからです。
子株の時から特徴的な葉と鋸歯(2022年2月)
入手から2ヶ月でまだ小さいですが、すっかりレッドキャットウィーズルに成長しました。
レッドキャットウィーズル(赤猫)って名前なので、厳しめにストレスがかかるように育てれば赤くなりやすいのですがしっかり水を吸っていれば濃いグリーンの葉色です。
4ヶ月程度で中株くらいまで成長(2022年4月)
外で薬剤を散布している時の写真で、画像が粗いのですが…。4ヶ月ちょっとで小さめの中株ほどにまで成長。ノーマルのレッドキャットウィーズルは長葉なので大きく感じやすいです。
この頃には少し乾燥傾向に育てていましたが、ここからが難しいと感じています。
中株以降に難しさを感じている(2022年11月)
バチっと自分の家の環境にハマるとカッコよく育てられるのですが、レッドキャットウィーズルはうちの環境ではひと工夫もふた工夫も必要だと感じています。
まだまだ手探りなのですが、カッコ良いレッドキャットウィーズルの姿を夢見て頑張っている最中です。
同じ時に入手したシーザー(左)と比べると、レッドキャットウィーズルで手こずっているのがわかると思います。
レッドキャットウィーずるの良さを引き出してあげたいです。
この後写真の後に行った植え替えで用土を変更すると、肌荒れし易くなったので、次回にはまた違う用土の配合を考えて様子を見たいと思います。なかなか、自分には難しい子です。
また、肌荒れの様子は画像を追加します。
20センチほどに成長したレッドキャットウィーズル|2024年5月
5号角鉢に植えてあるレッドキャットウィーズル。20センチほどの大きさまで成長しています。植え替え後、肌荒れも治り鋸歯も一段と強くなって樹形全体で荒々しさが出てきています。
アガベ レッドキャットウィーズル(赤猫)ノーマルタイプを育成している感想
レッドキャットウィーズルは3タイプ育成しています。ここに育成記録をつけているノーマルタイプ、それにゴリ猫と呼ばれるタイプ、さらに地獄猫というタイプ。
その中で圧倒的に長葉になるのは、このノーマルタイプです。ゴリ猫に比べるとノーマルタイプは長葉になりやすいですし、小さいうちのカッコ良さではゴリ猫に負けます。しかし、大株になるにつれて迫力のある鋸歯が出てきて見栄えが素晴らしいです。
最近減ってしまったノーマルタイプのレッドキャットウィーズル、今後も成長記録を随時更新します。
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