アガベ 台湾Lize産の白鯨|勝手に丸くなる優等生

台湾LIZE産のアガベ白鯨。自然に丸く育つ優等生株

アガベ白鯨の入手時からの成長を記録します。台湾の超有名ナーセリーのLIZE産の白鯨です。

白鯨を入手したのは、2021年12月。Instagramで販売者さんにDMさせていただいて、黒鯨、ホワイトファイヤーとともに台湾の有名ナーセリー(LIZE)の株を購入させていただきました。

それまでにフリマサイトで偽物の白鯨を購入してしまい、大事に育てていたのにボール状にならないという経験をしています。そこで、奮発して有名どころの白鯨をお迎えしました。

今ではアガベオテロイが一気に供給されるようになって市場がぐらついていますが、当時のLIZE産の白鯨はやっぱり一級品と思っています。育て方で形は変わりますが、育成に応えてくれる素直なオテロイです。

園芸という長い年月の中で考えれば、数年の流行とかに左右されるもんじゃない(カッコ良すぎるもん)よなーと勝手に思っています。

目次

アガベ 白鯨(台湾Lize産)の育成記録


台湾のLizs産白鯨を入手(2021年12月)

2021年12月にInstagramで販売者さんにDMで相談させていただいて、白鯨、黒鯨、ホワイトファイヤーを購入。台湾の有名ナーセリーさんの株です。

この白鯨を購入する前に、初心者あるあるですが某フリマサイトで『偽物の白鯨の子株』を購入してしまっていたので、確実に本物を手に入れたかった思いがありました。ですので、この時は信頼できる販売者さんを見つけて、しっかり顔が出ている中株を購入させていただきました。

グリゴリ

アガベの偽物って、めちゃくちゃ多いですよね…。

ほんの数年での違いですが、この頃はアガベの価格はまだ今(執筆時の2023年)よりは高騰していなかったですし、状態の良い中株も多く入ってきていました。

しっかりと白鯨の特徴が出ている、こぶし大くらいの白鯨の中株(ベアルート)を入手しました。

ベアルート株とは抜き苗の状態で、輸入前に根が切られて全くないもの、根があっても乾燥しているものです。

入手したばかりのアガベ・白鯨(Hakugei)LIZE産の中株。
LIZE産白鯨の中株入手。

この時は水耕での発根管理をしました。冬で寒い時期だったのでヒーターマットで温めています。10日ほどで発根、鉢に植えました。

グリゴリ

水耕前にはオキシベロンで発根促進しています。

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アガベ・白鯨LIZE産の発根管理中の様子。
LIZE産白鯨の発根管理中の様子

入手から5ヶ月 白鯨らしくなる(2022年5月)

順調に葉数も増えていっています。この写真は屋外ですが、これは殺虫殺菌剤を散布するために一時的に出しています。日当たりが悪いので、100%屋内LEDで管理しています。

室内でもアザミウマは発生します。この白鯨は大丈夫でしたが、2022年の春は他の株が散々な目に遭いました。

順調に成長しているアガベ白鯨LIZE産
順調に成長しているアガベ白鯨

白鯨入手から7ヶ月で子株が出た!(2022年7月)

白鯨の中株をベアルートで入手し、管理すること7ヶ月で初めて子株が顔を出しました。植え替え時まで親にくっつけて大きくしまていす。

LIZE産アガベ白鯨に初めて発生した子株。親株の根元から新芽が顔を出している。
台湾白鯨1号に初めての子株

2023年3月時点で、上記の子株がこんなに大きくなりました。

アガベ白鯨が球状のフォルムに近づいてきた成長中の株
アガベ白鯨が球状のフォルムに近づいてきた成長中の株

入手から1年2ヶ月で菊鉢5号サイズに成長(2023年2月)

育成時にはプレステラ120を使っていましたが、1年ちょっとでプレステラでは小さくなったので菊鉢5号に鉢増ししました。

アガベ白鯨を菊鉢5号に植え替えた直後の様子。
アガベ白鯨を菊鉢5号に植え替えた直後の様子

植え替えのポイント!大きくなったら慎重に(2023年4月)

白鯨は大きくなってくると割と繊細な部分があって、根を弄ったり植え替えすると拗れることも多いのですが、この株は植え替えしても元気に展開をしてくれています。

菊鉢5号で順調に育つアガベ白鯨
菊鉢5号で順調に育つアガベ白鯨

菊鉢育成で子株がさらに増殖!( 2024年4月)

菊鉢が気に入ったのか、白鯨から子株が4株も出てきた。1年ほどで親株が傾くほど子株が成長してしまったので、仕方なく植え替え実施。

アガベLIZE産の白鯨から多数の子株が出てきた
アガベLIZE産の白鯨から多数の子株が出てきた

用土を辛めにして、セラアート平皿18号の鉢に変更してみた。株の高さが出てしまって棚への収まりが悪いので、鉢を浅くしてみて育成検証。

LIZE産アガベ白鯨。植え替え後も元気
LIZE産アガベ白鯨。植え替え後も元気

白鯨(台湾Lize産)を育成している感想

育成は容姿でカッコ良い姿に育つ優等生

台湾のLIZE産の白鯨は、白鯨と言ったらこれをイメージするよね。という白鯨に育っています。

しっかりLEDを当てて、水捌けの良い用土で水やりもちゃんとやってあげていれば、勝手にボール状にまとまりカッコよくなっていきます

ポテンシャルは高く、さらにカッコ良い姿をもう一段、二段と引き上げてあげるには、テクニックと経験が必要になると思います。

グリゴリ

テクニックはなくてもカッコいいボール状に育ってくれます。

成長は速く楽しい

成長は早く子株であっても室内育成で冬場も成長を止めなければ、1年ほどで最初の見頃を迎えると言っていいほどです。中株まででも強い鋸歯が早い段階で出るので、葉の展開が楽しく育てていて楽しいチタノタ(オテロイ)だと言えます。

子株も自分のところでは親株を切ったりしなくても脇から出てきているので、子株から何度でも育て直すこともできると思います。条件を変えて育ててみるのも楽しいです。

旧来白鯨もボール状になる

自分は長野県産の安曇野白鯨と旧来白鯨を育てていますが、こちらは同じ条件でもボール状になっていくのはゆっくりは感じがしています。

旧来白鯨について個別記事に書いてます。

白鯨を手に入れるときは気をつけて

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