アガベ レッドキャットウィーズル(通称:赤猫)には、昔からあるタイプと、ゴリ猫と呼ばれるタイプ、さらに地獄猫などゴリ猫を選抜したというタイプもある。
ゴリ猫は普通のレッドキャットウィーズルに比べると、葉が短く鋸歯が強い。伸びやすく大きくなる昔からあるレッドキャットウィーズルよりもコンパクトに厳つく育て易い印象です。
Coyote Specialは国内で増やされたゴリ猫で、このタイプの国内先駆けと言っていんじゃないかと思っています。
今では普通タイプのレッドキャットウィーズルの方が珍しいのではないか?と思うほど、ゴリ猫タイプのアガベが大量生産され輸入されています。
自分は3タイプの赤猫をほぼほぼ同じ条件で育てていますが、ノーマルタイプのレッドキャットウィーズルの成長速度と迫力はすごく野生味を感じます。地獄猫はコンパクトで成長がゆっくりです。
ノーマルタイプのレッドキャットウィーズル
アガベ ゴリ猫 Coyote Specialの育成記録
レッドキャットウィーズルのゴリ猫タイプ。Coyote Specialの成長を記録しています。
アガベ ゴリ猫 Coyote Special入手|2022年3月
ゴリ猫がまだちょっと珍しかった当時、Coyoteさんがたまーに販売されていたCoyote Specialを運良く手に入れました。ノーマルのレッドキャットウィーズルとは子株の時から顔が違っています。
めっちゃ欲しかったので、とっても嬉しかったです!
甘い管理でも伸びない優秀タイプ|2022年5月
ノーマルタイプのレッドキャットウィーズルと比べて、ゴリ猫は勝手に良くなる優等生タイプ。甘い管理でも伸びることなく短葉で、時々裏トゲも出しながら成長してくれる。
小さい時からカッコ良くて楽しめるタイプですね。
テニスボールくらいに育ったゴリ猫|2022年8月
入手して育成を始めてから5ヶ月。ちょっと育った子株からテニスボール大の小株まで育ちました。縦に葉が伸びることなく、コンパクトにぎゅっとしていて鋸歯は展開ごとに良くなる。小さくてもカッコいいし、育てていて本当に楽しい。
裏トゲ、すっかり無くなりましたー。
ゴリ猫の鋸歯の雰囲気が変わってきた|2022年11月
入手から8ヶ月、中株ほどに育ってきてプレステラ105深鉢に鉢増し。鋸歯が分厚く大きくなってきて、顔が一段変わってきたところ。
甘めの用土&水やりでも伸びていない。鋸歯や葉の質感は同じだけれど、ノーマルタイプのレッドキャットウィーズルとは別タイプだと確信できるほど成長に違いがある。
ゴリ猫のサイドの鋸歯に欠損が出る|2023年2月
入手から1年弱、4号鉢に鉢増したゴリ猫。この頃からゴリ猫の宿命?サイドの鋸歯の欠損が現れました。ゴリ猫は1株しか所有していませんが、他の所有者さんが欠損するとおっしゃっていたのを耳にしていたので「おっ、これか!」といった感じでした。
こういった特徴を鑑みると、元を辿ると親株の1つの遺伝子に辿り着きそうですね。
サイドの鋸歯が復活したゴリ猫|2024年4月
ゴリ猫を入手して2年ちょっとで15センチほどに成長しました。5号角鉢に植え替え直後、根の整理をしたのでちょっと肌荒れが出ています。
鋸歯の欠損はいつの間にか回復しました。ちょっと根を整理しすぎてぐずっているので、今後の鋸歯の展開に変化が出てしまうかもしれません。
鋸歯の欠損ターンが終わりました。
子株(2個目)が出たゴリ猫|2024年10月
植え替えから半年、すっかり機嫌良く育っているゴリ猫。
5号角鉢からもうはみ出すほどで18センチちょっと、ハンドボールの球くらいの大きさに育ったゴリ猫。脇に小さな子株がいるので、水やりを少し多めにしているのでパンパン。そうしないと子株がすぐに真っ赤になってしょぼんとなってしまうんです。
2個目の子株なのですが前回もそんな感じだったので、ゴリ猫の親株からあんまり栄養を分けてもらえてない感じですね。育つのがすごく遅いです。
メリクロンがで殖やされる訳ですね。
ゴリ猫も子株が出る 2024年10月
ゴリ猫はよく「子株が出ないから切った(胴切りした)」と聞きます。全く脇から子株が出ないという訳ではないようで、わが家のゴリ猫は2年半育てて子株が2個出ました。
確かに子株はちょっと出にくい印象ですね。
子株の成長はスローペース
1番最初に出た子株。1年ほど前に外したのですが、今だにプレステラ90深型でも十分過ぎるほど小さいです。子株でも腰水などしていないので、ゆっくり大きくなっている感じです。
1年ぶりくらいに出たゴリ猫の子株はこんな感じで、大体小指の先程度の大きさでまだ親株にくっつけています。親につけていると子株って成長速いものなのですが、この状態でも他の株に比べるとゴリ猫Jr.は成長が遅いです。
親にくっつけていても成長は遅い。
アガベ ゴリ猫 Coyote Specialを育てている感想
ノーマルのレッドキャットウィーズルと別物レベルで短葉で強刺。甘い管理でも伸びてしまうことなくモリモリと育ってくれます。
中株くらいが最初の見頃かな?それまで勝手に良くなるイメージで、そこからサイドの鋸歯の欠損があったり植え替えでぐずってみたりしています。鋸歯の欠損は、他のゴリ猫を育成されている方からも聞いていたので、遺伝的な要因が大きいかもしれません。
なぜか中株サイズを超えると、うちのゴリ猫はサイドの鋸歯が復活しました。根鉢になった頃に鋸歯の欠損が現れたので、もしかすると植え替えのタイミングとかでも変わるかもしれません。
今後もゴリ猫ちゃんの機嫌をとりながら、育成に励みます!
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