アガベ フィリグリーには大きく分けて、綴化(てっか)といって成長点がバグって何個も頭のあるタイプ(クレステッドやデビルと呼ばれていたりする)と、成長点が一つのまま大きくなるタイプがある。
自分が育てているフィリグリーは、成長点が1つのタイプです。
さらに成長点が一つのタイプもよく見ると、ボール状になりやすいタイプと葉が扁平で積み上がりやすいタイプがあります。
フィリグリーは他のチタノタやオテロイにはない、繊細でうねりが入った細かい鋸歯が1番の魅力。ただし、綴化するタイプは鋸歯が弱い傾向にあるため、フィリグリーの特徴的な鋸歯を愛でると言うよりは、成長点がどんどん分化していって姿形が予想できないように育つ様を楽しむんだと思います。
アガベ フィリグリー入手|2022年3月
Instagramで何度かアガベを購入させてもらっている、輸入もされている趣味家さんからフィリグリーを購入。おそらく中国株。
べルートでの入手でしたが新鮮ですぐ発根しそうだったので、そのままプレステラ90ロングに植えました。大きさとしてはゴルフボールより少し大きいくらい。
小さいけど、すでにフィリグリーでした。
独特の成長をするフィリグリー|2022年9月
入手から5ヶ月経って、パッと見では変わりがないように見えるフィリグリーです。よく観察すると鉢に対して株が大きくなっています。葉の枚数も増えているしサイズアップしている。
他のオテロイなどは、次から次へと鋸歯が変化したり葉が目に見えて変化するのに対して、フィリグリーはそのまま大きくなるイメージ。育ち方はモルモットみたいな感じです。(分かるかな?モルモットって生まれた直後からモルモットなんですよ!)
フィリグリーをプレステラ105に鉢増し|2023年1月
フィリグリーは成長が遅いと勝手に思っていたのですが、そんなことはなく入手から10ヶ月でプレステラ90ロングを卒業し、プレステラ105ロングへ鉢増ししました。
フィリグリーの成長は遅くありませんでした。
下葉を少し整理してプレステラ105に植えましたが、株自体は2回りほど大きくなっているのですが雰囲気は当初の小さい頃のままです。
中株を超えるほど育ったフィリグリー|2023年10月
2023年5月にプレステラ105ロングからプレステラ120ロングに植え替えて、約半年。入手から1年半ほどでゴルフボールくらいの大きさから、プレステラ120からはみ出すほど成長したフィリグリー。
葉1枚あたりの大きさは3倍くらいになっていて、鋸歯も長く大きくなっていますが、全体的な見た目は小さい頃のままで可愛いです。
自分の持っているフィリグリーはこの子1株ですが、この子はボール状になるのではなく積み上がっていくタイプで葉が厚いのが特徴です。ここからさらに変化なしの育つのか?何かしら変化が出始めるのか?じっくり観察します。
ムッチムチになるタイプのフィリグリーです。
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